【Hummingbirdシリーズ】一瞬の躍動を、一針に込めて。
Xuan Thi Handmade Crafts(スアンティ・ハンドメイドクラフト)のビーズ刺繍シリーズ。その原点であり、今もなおブランドの象徴として愛されているのが、この「Hummingbird(ハチドリ)」です。
なぜ、私たちはハチドリを刺繍し続けるのか。 そこには、デザイナーXuan Thi(スアンティ)がどうしても形に残したかった、ある日の記憶がありました。
はじまりは、カリフォルニアの裏庭で
カリフォルニア州サンタローザで過ごしていたある日のこと。 Xuan Thiの目の前に、一羽のハチドリが舞い降りました。
1秒間に最大80回という驚異的な速さで羽を動かし、空中に静止(ホバリング)しながら、自由自在に宙を舞う小さな体。彼女が心を奪われたのは、その羽の美しさだけではありませんでした。
止まることのない「動き」、そしてその小さな体に宿る圧倒的な「生命の強さ」。 この一瞬のエネルギーを、ベトナムの伝統技術であるビーズ刺繍で表現したい。その強い想いから、ブランドの挑戦が始まりました。
「正解」のない挑戦:動きを刺繍するということ
Hummingbirdは、私たちのビーズ刺繍シリーズで最初に生まれたモチーフです。 お手本となる前例がなかったからこそ、理想の「動き」に辿り着くまでは試行錯誤の連続でした。
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羽の角度をどこまで開けば、羽ばたきの風を感じられるか。
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ビーズの一粒をどこに置けば、光を反射して飛んでいるように見えるか。
わずかなズレで、鳥は静止しているように見えたり、重たい印象になってしまいます。Xuan Thiは職人たちと幾度となくサンプルを作り直し、納得のいく「生命の躍動感」を追求しました。
職人の手の中に宿る、唯一無二の羽ばたき
私たちのHummingbirdシリーズには、あえてわずかな「個体差」を残しています。
それは、自然界に全く同じ羽ばたきが存在しないのと同じように、私たちのバッグを形作る職人もまた、機械ではないからです。
私たちは、単なる「均一な製品」を目指しているわけではありません。 「どこまでを揃え、どこからを職人の感性に任せるか」 その境界線を大切にしています。
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守るべき軸: 目線の向き、嘴の角度、羽ばたきの流れといった「躍動感の根幹」。
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委ねる感性: ビーズの色の重なり、光の置き方、刺繍のニュアンス。
これは、長年共に歩んできた刺繍職人との信頼関係があるからこそ実現できる、Xuan Thi Handmade Craftsならではの表現の形です。
「自分だけの一羽」と出会う時間
店頭で商品を選ぶ際、お客様が「どれにしようか」と迷われる姿をよく目にします。 それは完成度がぶれているからではなく、一羽一羽に異なる「表情」が宿っているからです。
職人が置いた光の粒ひとつで、力強く見える鳥もいれば、優雅に見える鳥もいます。 その小さな違いが、持つ方の感性と共鳴したとき、そのバッグは世界でたった一つの特別な存在になります。
店舗では、お好きな刺繍モチーフとバッグの形を組み合わせることも可能です。 どの形が一番きれいにその鳥を輝かせるか。そんな対話を楽しみながら、あなただけの一羽を見つけてみてください。
■ Hummingbird(ハチドリ)シリーズをオンラインで見る
一瞬を切り取ったような、ビーズの輝きをご覧ください。
■ 実店舗で「自分だけの一羽」を選ぶ(ホーチミン・ホイアン)
実際に手に取って、刺繍の立体感や表情の違いをぜひお確かめください。
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